パスモ(PASMO)

このページでは、首都圏の私鉄系ICカード「パスモ(PASMO)」を岡山で利用するためのご案内を掲載しています。岡山ではJR西日本のイコカ(ICOCA)エリアと、岡山電気軌道(岡電バス・路面電車)、両備バス、下電バス と 国道53号線の中鉄バスでご利用になれます。

パスモ(PASMO)カードの方式

  1. ICカードです。機械に「タッチ」することでご利用になれます。
  2. プリペイド方式です。あらかじめJRの駅等でカードにチャージ(入金・積み増し)してからご利用下さい。
  3. 繰り返し利用可能です。使い捨てではありません。同じカードに、チャージを何度も行うことで、継続的にご利用になれます。
  4. 岡山ではパスモ(PASMO)がご利用になれる交通機関は、JR西日本のみでしたが、平成29年10月1日より、主な(←全てではない)バス・路面電車でも利用できるようになっています。

パスモ(PASMO)の価格・チャージと販売窓口

首都圏でパスモ(PASMO)に対応した交通機関の案内窓口や自動券売機、バス車内等で販売しています。 販売価格には、500円のデポジット(カード預かり金)が含まれています。 デポジットの500円は、カード返却時に全額返金されます(カード返却時は、利用可能額の残高返金からは手数料が引かれますが、デポジットの500円からは手数料は引かれません)。

パスモ(PASMO)カードの価格・チャージ金額
販売価格利用可能額
2,000円カード1,500円分利用可能
販売価格の2,000円には、デポジット(カード預かり金)の500円が含まれているため、利用可能額は残りの1,500円となります。
チャージ額利用可能金額
1,000円1,000円分
チャージ(入金・積み増し)は、岡山ではJR西日本のイコカ対応駅等で、1,000円単位で可能です。 プレミアはありません。

パスモ(PASMO)の利用可能範囲

パスモ(PASMO)は、

でご利用になれます。

パスモ(PASMO)がご利用になれる範囲
岡山でパスモ(PASMO)が利用できる交通機関・エリア
岡山電気軌道
(岡電バス・路面電車)
ハレカの利用可能範囲 から中鉄バス国道180号線と宇野バスを除外した範囲左記バス会社が、平成29年10月1日よりICカード全国相互利用に対応したため、「パスモ(PASMO)」も利用可能です。
バス車内でチャージ(カードへの入金)ができないため、事前にJRの駅などでチャージを済ませてからバスにご乗車ください。
乗継割引(20円引)と、路面電車の乗換運賃は適用されます。それ以外の割引は適用されません。
※中鉄バスの岡山空港リムジンバスは、令和3年8月2日以後にPASMOが利用可能。
両備バス
下電バス
中鉄バス
(国道53号線及び
岡山空港リムジンバスのみ)
JR西日本
(ICOCAエリア)
岡山、倉敷、児島、法界院、総社、東岡山などの駅で利用可能(JR西日本ホームページ内のご利用可能エリアを参照)
全国でパスモ(PASMO)が利用できる交通機関・エリア
首都圏の私鉄カード
パスモ(PASMO)エリア
首都圏の主な私鉄・地下鉄・バス
JR各社の
ICカード対応駅
JR東日本 スイカ(Suica)エリア
JR東海 トイカ(TOICA)エリア
JR西日本 イコカ(ICOCA)エリア
(JR四国の坂出、高松などを含む)
※営業キロ200km超は不可
JR九州 スゴカ(SUGOCA)エリア
JR北海道 キタカ(Kitaca)
その他全国各地全国ICカード相互利用のロゴマークのある交通機関
参考URL PASMO(パスモ)

エリアをまたがる利用や、JR西日本で営業キロ200kmを超える利用は、ICカードではできません(その場合は、通常のきっぷ等をご利用ください)。

区間の例利用可能・不可の理由
岡山から広島イコカエリア(JR西日本・一部JR四国)内で完結、営業キロ200km以内
岡山から高松
岡山から大阪
×岡山から津山津山はICカードに対応エリア外のため不可
×岡山から京都イコカエリア内(JR西日本)で完結していますが、営業キロが200kmを超えるため不可
大阪から京都イコカエリア内で完結、営業キロ200km以内
×京都から名古屋イコカエリア(JR西日本)と、トイカエリア(JR東海)にまたがっているので利用不可
東京から新宿スイカの首都圏エリア(JR東日本)内で完結
×東京から新潟スイカエリア(JR東日本)同士ですが、スイカの首都圏エリアと、スイカの新潟エリアにまたがっているので利用不可

岡山の路線バス・路面電車での利用方法

岡山の路線バス・路面電車内では、パスモ(PASMO)にチャージ(入金・積み増し)することは出来ません。 事前にJRの駅でチャージしてから、路線バス・路面電車にご乗車下さい。

バス・路面電車に乗車するときに入口でカードをタッチし、降車時に出口でカードをタッチします。 これで「大人1人分」の運賃が自動的に引かれます。 大人1人以外の場合(小人運賃の方や、2人以上で利用する方)は、 出口で乗務員に人数などを伝えて、乗務員が操作してからカードをタッチして下さい。

乗車時にカードをタッチしていない場合は、降車時に乗務員に乗車バス停又は整理券番号を伝え、 乗務員が操作してからカードをタッチして下さい。

カード残額が不足して支払いが出来なかった場合、不足金額を現金でお支払い下さい。 その場で不足金額をカードにチャージ(入金・積み増し)することは出来ません。

乗換運賃(岡山の路面電車利用時)

路面電車の東山方面と清輝橋方面を柳川で乗換利用する場合、通し運賃140円(小人は70円)でご利用になれます。

現金払いの場合は乗務員に乗換券を請求する必要がありますが、ICカードでご利用の場合は、自動的に乗換運賃が適用されます。 具体的には、1台目の降車時に通常運賃120円または140円(小人は半額)が精算され、 2台目の降車時に自動的に20円または0円(小人は半額)が精算される形になります。 その結果、1台目・2台目の合計で140円(小人は70円)が精算されることになります。

ただし、15分以内の乗り換えに限ります。15分以内とは、1台目の降車から2台目の乗車までの時間です。 また、1枚のカードを複数人でご利用の場合でも、乗換運賃が適用されるのは1人分のみです。

乗継割引(岡山の路線バス利用時)令和5年3月末まで

令和5年3月末までの内容です。下記の乗継割引は、令和5年4月1日からは廃止となります。

バス同士を30分以内に乗り換えて利用する場合、2台目のバス運賃が20円引(小人は10円引)になります(路面電車は対象外)。 30分以内とは、1台目の降車から2台目の乗車までの時間です。 1枚のカードを複数人でご利用の場合でも、乗継割引が適用されるのは1人分のみです。

乗継ぐバス停に制限はありません。 「1台目の降車と2台目の乗車が異なるバス停の場合」や「往復乗車となる場合」なども割引が受けられます。

3台目のバスは割引はありません(3台目のバスは、1台目と見なして数え直しです)。 このため、30分以内の乗換を繰り返すと、2台目、4台目、6台目、・・・で乗継割引が適用されます。