第109回令和元(2019)年

ハローキティ新幹線に乗った話
~車内もかわいいハローキティ~

令和元年12月3日掲載

ハローキティ新幹線が新大阪~博多間で運行中

乗車したきっかけ

先日、関西方面に用事がありスマートフォンで新幹線の時刻を調べていると、「ハローキティ新幹線車両で運転」という注記が表示されたのです。

というわけで、急いで自宅を出発して岡山駅へ向かったのです。次の写真はJR岡山駅の新幹線ホームにて撮影したものです。何とか間に合ったのです。

(入線する際、「かわいい~」という声が漏れ聞こえた。)

ハローキティ新幹線とは?

ハローキティ新幹線とは、その名の通り、外観も内装もハローキティの新幹線です。外観のピンク色が特徴です。期間限定で運行されています(運行終了日未定)。

JR西日本管轄の車両で、この記事掲載時点では、博多~新大阪間を1日1往復、こだま号(区間内の新幹線の駅にすべて停車)として運行しています。ほぼ毎日運行していますが、毎月3~6日程度運休する日(=一般車両で運行)がありますので、事前にJR西日本のホームページで確認が必要です。

利用方法・料金は?

通常の新幹線「こだま号」として運行していますので、普通に新幹線の乗車に必要なきっぷがあれば、乗車できます(ハローキティのための特別な追加料金は必要ありません)。

なお、「こだま号」は新幹線の駅すべて(例えば岡山~新大阪では、相生、姫路、西明石、新神戸)に停車します。最速の「のぞみ号」に比べ停車駅が多く所要時間が長いため、時間に余裕があるときにご利用下さい。

車両編成は?

8両編成で運行しています。1号車は「ハロープラザ(売店等)」、2・3・7・8号車が自由席(そのうち2号車は「かわいいルーム」としてハローキティ仕様)、4~6号車が指定席です。

駅の発車標では通常車両と同様に1号車も自由席と表示されますが、ハローキティ新幹線で運行される場合は1号車に座席がありません。自由席車両が1両少ないため、こだま号の割には空席が少ない場合があります(相席を気にしなければ座れました)。

ハローキティ新幹線 車内の様子を紹介

1号車 HELLO! PLAZA(ハロープラザ)

ハローキティを中心としたグッズのお土産売場になっています。乗車直後は売店利用者や家族写真を撮影する人で大変混み合いますが、発車して2~3分経つと空いてきます。

ハローキティ新幹線のもみじ饅頭・絵葉書付を購入しました。こしあん、粒あん、チーズクリーム、チョコレート、お芋の5種類が各1個ずつ入ってお値段900円。

奥の方にピンク色の可愛いベンチやオープンスペースがあり、ハローキティの壁を背景に写真撮影ができます。

なお、レジでコーヒー、アイスクリーム等を購入できます。ハローキティ新幹線では販売員が各車両を巡回する車内販売がありませんので、1号車のハロープラザでコーヒー等を購入するようになります。

2号車 KAWAII! ROOM(かわいいルーム)・自由席

2号車には、ハローキティと一緒に写真撮影ができるスペースがあります。こちらも乗車直後は混み合いますが、発車2~3分経つと空いてきます。

荷物スペースもハローキティ仕様です。天井の荷物棚に置けない場合はこちらを利用できます。

2号車の残りの部分は自由席です。床がピンク色でハローキティのリボン模様になっているなど、ハローキティ仕様です。

3~8号車 自由席・指定席

3~8号車は自由席または指定席です。下の写真は3号車(自由席)です。上の写真の2号車と座席は同じですが、床がピンク色でないなど、ハローキティの量は少なめです。

とはいえ、扉がリボン柄だったり、デッキにハローキティがあしらわれたりなど、少しかわいい車両になっていて楽しめます。

家族の写真撮影のコツ

最後に、家族連れで乗車して写真撮影する人のためのアドバイスです。