令和元年12月の終わり頃、近所のコンビニエンスストアに入ろうとすると、「尾崎豊を探して」という広告が貼られていたのです。尾崎豊ファンとしては気になって、メモ代わりにスマートフォンで撮影したのです。
ここで昔話を。私が20歳になる頃まで(昭和終わり~平成始め)は、こういう広告を見たら「手帳にメモする」→「映画館に電話して上映時間を確認する(または新聞広告で確認する)」の手順が必要だったのです。そのために「全国東宝系で上映」などと記載されていたものです。
この広告には「全国劇場公開」としか書かれていないので、昔の感覚で言えば「どこの映画館に電話して聞けば分からない?!」というところです。最近はインターネットで「尾崎豊を探して」と検索すれば、公式サイトでの紹介やニュースサイトの記事など詳しい内容が分かり、上映される映画館もすぐに確認できるので、時代が変わったものです。
さっそくスマートフォンで調べると、岡山県内の上映は東宝シネマズ岡南(シネマタウン岡南)の1館のみとのこと。
岡山での最初の上映は、令和2年1月3日 15:30~からとのことで、それに合わせて東宝シネマズ岡南へ行ったのです。上映が始まる2時間前(下の写真)の段階で座席は「◎余裕あり」だったため、特に予約せずに行ったのです。なお映画館に着いてチケットを買う段階では、座席が「◎」から「○」へ変わっていました。
東宝シネマズ岡南・シネマタウン岡南の外観。天満屋ハピータウン岡南店の南隣です。
入口を入ってすぐ、エスカレーターで2階へ上がります。
この日、「尾崎豊を探して」は1日3回の上映でした。
自動券売機でチケットを購入します。特別料金2,500円(大人・学生・小人とも同額、消費税込)。
館内はこんな感じ(上映前、館内が明るい時に撮影)。東宝シネマズ岡南はゆったりシートです。ご覧の通り館内の前方は空席のほうが多いですが(スクリーンを見上げる席は人気がない)、写っていない範囲(館内の中央より後ろ)は9割ぐらい席が埋まりました。私の両隣も席が埋まりました。
「尾崎豊を探して」の上映内容は、尾崎豊の独白→ライブ映像など曲の抜粋→独白→曲の抜粋の繰り返しでした。尾崎豊のファンにとっても、尾崎豊を知らない人にとっても、お得感はない印象(個人の感想です。これでもかなり婉曲表現しています)。とはいえ、近くにいた年配の男性が感動して泣くのを我慢している風だったので、尾崎豊と同じ時代に生きた人にとっては感じるものがあったようです。
両備バスが運行する、岡山駅と玉野市内(渋川マリンホテル)を結ぶ特急バスで。東宝シネマズ岡南(シネマタウン岡南)へ行くことができます。まずは岡山駅(東口=後楽園口)のバス乗場で、2乗場に並びます。30分間隔で運行。なお、日赤病院経由の宇野駅・渋川方面行は経由地が異なるため利用できません。
車両整備時などを除き、観光バスタイプの渋川特急専用車両で運行されています。車内はこんな感じです。
運賃は、岡山駅から410円、天満屋からは370円です(令和元年10月1日改訂)。
岡山駅から30~35分程度で到着。下車するバス停は「築港新町」です。天満屋ハピータウン岡南店の「東側」にあります。徒歩2分ほどで東宝シネマズ岡南(シネマタウン岡南)に到着です。
運行系統図は次の通り。渋川特急(特急・渋川マリンホテル行、おもちゃ王国行。玉橋止めも可)のほか、便数は少ないですが小串・鉾立行、上山坂・宇野駅行も利用できます。なお、国道30号線(日赤病院経由)の宇野駅・渋川方面行は築港新町を通りませんので注意。
東宝シネマズ岡南(シネマタウン岡南)へは、岡電バスの岡山ろうさい病院行で行くこともできます。市役所経由(1時間に0~2本)と、天満屋経由(毎時3本程度)があります。天満屋経由は岡山駅→松浜町→ろうさい病院→築港新町の順路で運行しますので、ろうさい病院で降りずに乗り続ければ、築港新町まで行くことができます(終バスなど「ひかり幼稚園止」の便は不可)。なお、前述の渋川特急と異なり、ろうさい病院線の築港新町バス停は天満屋ハピータウン岡南店の「北側」になります。
岡山駅から岡山ろうさい病院行に乗車する場合は、(渋川特急と異なり)列に並ぶ必要はありません(列をつくる習慣がありません)。
というわけで、正月に東宝シネマズ岡南(シネマタウン岡南)に行った話と交通アクセスの紹介でした。