ある日、岡山市から「新型コロナワクチン接種のご案内」が届いたのです。その後、40代の自分にも令和3年6月末に接種券(クーポン)が届きました。なおワクチンは2回接種します。この記事掲載時点で、自分は1回接種済です。
当初の予定では7月21日(水)の8:30から予約操作が可能とされていました(40代の場合)。
ところが岡山市のホームページを見ると「8月下旬以後」に延期されていたのです。と思っていたら、お盆明けに会社に出勤した際に「(8月10日から)予約が始まっているぞ」と同僚から話を聞き、慌てて予約合戦に参加したのです。
1週間ほどかけて予約画面をいろいろ操作した結果、ようやく「岡山市集団接種会場」の予約が取れたのでした(9月上旬と3週間後の計2回を同時に予約)。
予約画面は会場・日付別に「× × × △ ×」のようになっており、唯一の「△」印の日の、唯一空いていた18:45の枠を予約できたのです。
岡山市集団接種会場とは、期間によって会場が異なりますが、おおむね岡山駅から徒歩5~15分圏内で、自分が接種したときは「クレド岡山」でした。
当日は普段通りに仕事をして(ただし周囲には「仕事の帰りにワクチン接種します!」と周知して)、会場であるクレド岡山へ向かったのです。事前に予診票は記入しておきました。
会場は「クレド岡山」とだけ案内されていたので、ビル内のどこか分からなかったときのために早めに行きました。ビルの入口に「4階」だと書かれていたので安心してその場を離れて、予約時間までぶらぶらしました。念のため、トイレも済ませました。
予約時刻の18:45に対していつ行けばよいか案内がなかったため、とりあえず10分前に4階へ向かいました。案内の矢印に向かって進むとスタッフの方がいて「何時の予約ですか?」と聞かれたので「(18時)45分です。」と答えるとすぐに受付できました。渡された案内には「終了まで30分~1時間程度かかります」と書かれていました。
新型コロナワクチンの注射は肩への「筋肉注射」だそうです(参考までに、インフルエンザワクチンは日本では皮下注射が一般的)。
慣れない筋肉注射で痛さへの不安はありましたが、結果は大丈夫でした。普段の注射(健康診断の血液採取や、インフルエンザの予防接種)とは異なる感覚だったため「いつもの注射と違って不思議な感覚ですね~」というセリフが口から出そうになったのですが、先に看護師さんの口から注射が終わったと言われたので「え? もう終わったんですか??」と驚いてしまいました。
その後は誘導されるままに次の窓口へ向かい、15分後の18:57まで待機するように言われたのです。待機場でテレビを見ながら待つこと15分、「帰宅確認」の窓口に寄って、会場を後にしたのです。予約は大変でしたが、会場ではスムーズに事が進むように連携されている印象を受けました。
会場で15分の待機をする際、副反応について再度説明がありました。「アナフィラキシー」と書かれたパンフレットを目にすると、頭が痛いような気がしたり、足がしびれるような気がしたり、・・・、と不安を感じましたが、会場から出ると気分爽快。どうやら精神的なものだったようです。
接種後、数時間かけて徐々に上腕(接種した箇所の周り)が痛くなりました。とはいえ睡眠に支障はありません(痛みが気になって寝られないレベルではない)。それどころか緊張の反動でぐっすり眠りました。
翌日は肩の痛みも徐々に減っていきましたが、それでも「通勤通学の電車・バス内でつり革を掴むのはつらい(急な揺れに耐える自信はない)」という程度には違和感がありました。
翌々日には「じっとしていれば何もないが、腕を動かすと違和感がある」というレベルに落ち着きました。
2回の接種を終えた同僚数人に話を聞いてみると、皆一様に、2回目の方が副反応が大きかったようなのです。
1回目は大したことないが、2回目は発熱で仕事が出来なかった(家を出て会社に向かったが途中で引き返して休むことにした)という声もあったのです。
同僚の話を聞いて不安な気持ちになったものの、接種会場では2回目で慣れていたため落ち着いて過ごすことができたのです。
接種後の2~3日は1回目同様に筋肉痛のような症状がありました。とはいえ、1回目の時は「この筋肉痛のような症状がいつ治るのか? 不意にひどくなって耐えられなくなるのか?」などと不安でしたが、2回目の今回は「前回と同じでひどくなることはない」という感覚で不安にならずに過ごしました。
自分の場合は特に発熱もなく、いつの間にか筋肉痛のような症状もなくなり、ワクチン2回接種後の副反応期間を無事に終えたのです。