第32回平成28年

岡山エクスプレス津山号が快適だった話
~岡山⇔津山の県内高速バス乗車記~

平成28年11月6日掲載

岡山エクスプレス津山号とは?

チラシより抜粋

岡山エクスプレス津山号は、岡山駅周辺と津山駅周辺を結ぶ県内高速バス(ただし高速道路は通らない)なのです。 両備バス、中鉄北部バス、中国ジェイアールバスの3社共同運行で、平成25年12月1日(イオンモール岡山のオープンとほぼ同時期)に運行を開始したのです。

テレビ東京にも登場

運行当初は1日6往復でスタートしたのですが、利用客も増え、現在は平成28年7月16日のダイヤ改正により、1日11往復(内1往復は、週末等のみ運行の臨時便)まで便数が増えているのです。

最近はテレビ東京の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第24回 山口県錦帯橋~京都・天橋立(平成28年9月24日放送)」にも登場した、話題の路線なのです。

ちなみに停車するバス停は次の5か所なのです。

利用客増の秘訣は運賃設定にアリ

この路線の正規運賃は、次の通りなのです。

バス 岡山市内⇔津山市内(正規運賃の場合・平成28年現在)
 片道往復定期券
(平日専用・1か月)
大人1,100円2,000円24,200円
小人550円1,000円-

参考までに、JR津山線の運賃が岡山~津山で大人・片道1,110円。 バスよりも時間に正確で便数も多い(毎時1便程度)、しかも岡山駅・津山駅以外の沿線の各駅でも利用できる鉄道(JR津山線)のほうが、圧倒的に便利なのです。

 バスの特徴JR津山線の特徴
便数少ないバスよりは多い
定時性渋滞で遅れる可能性がある。通常は定刻に到着する。
乗降できる場所乗降できるバス停が起点・終点付近に限られる。途中の駅の人も利用できる。
満員の場合高速バス扱いのため立ち席がない。座席が満員の場合は乗車を断られる。予約制ではないので、始発地以外では、バスが来るまで乗車できるかどうかわからない。座席が満員であっても、通路に立って乗車できる。
バス車内の運賃掲示

そこで運行開始翌年の春ごろから「期間限定で片道500円(小人同額)」のキャンペーンを実施されたのです。 これが好評だったのか、期間が終了するごとに翌日から同じキャンペーンを開始(事実上のキャンペーン継続)、現在も平成29年3月末までの期間限定で500円運賃のキャンペーンが実施中なのです。 しかも便数も当初の1日6往復に比べ2倍近くに増便されているのです。 片道500円というインパクトのある安い運賃を設定することで、正規運賃(片道1,100円)より乗客が増え、結果として便数を増やせるぐらいの利用者増が起きたようなのです。

バス 岡山市内⇔津山市内(正規運賃とキャンペーン運賃の比較)
 正規運賃(片道)キャンペーン運賃
(片道運賃のみ適用)
備考
大人1,100円500円500円のキャンペーン運賃は、小人も大人と同額(大人の半額にはなりません)。
小人550円
大人・障がい者550円
小人・障がい者280円280円キャンペーン運賃500円より正規運賃が安いため、正規運賃を適用。

実際に乗ってみたら、朝は貸切だった

平成28年7月下旬、津山に行く用事ができたので、実際に岡山~津山間を往復したのです。 岡山駅(西口)から乗車してもよかったのですが、「1人500円でも採算がとれるほど混雑する路線」ということで、満員で乗車できないということがないように、始発地の天満屋バスステーションから乗車することにしたのです。

乗車した便は朝の第1便(中国ジェイアールバスが担当)で、時刻表は下記の通り。

乗車のみ可降車のみ可
天満屋岡山駅西口岡山大学筋津山
パーキング
津山
バスセンター
6:256:406:458:128:14

なお実際は、満員で乗車できないという心配は杞憂で、始発地の天満屋で乗車したのは自分たちだけ、岡山駅西口では乗車なし、岡山大学筋でも乗車なし。 というわけで、終点まで貸切状態だったのです。

車内の様子はこちら。

バス車内の様子(他の乗客はいない)
   
6:25頃
(天満屋発車後)
6:40頃
(岡山駅西口発車後)
6:45頃
(岡山大学筋発車後)

当日は渋滞もなく、津山バスセンターには予定より14分早い8:00頃に到着したのです。

ちなみに、朝8時ごろに津山バスセンターで見かけた逆方向のバス(津山発→岡山行)は、満員ではないにしろ多数の乗客が車内にいたのです。 この路線は、(午前)津山→岡山、(午後)岡山→津山 というのが主な利用客のようなのです。

朝の津山発→岡山行
(津山バスセンターに到着する車内より撮影)

帰りは適度に混んでいた

午後の津山発→岡山行

津山から岡山へ戻る際は、津山バスセンター14:00発の便(両備バスが担当)を利用したのです。 こちらは貸切状態とはいかず、適度に利用者がいたのです。

▼旅の参考メモ(平成28年7月現在):