この「大阪市営バスに乗った話」シリーズは、全2回で掲載しています。
大阪市営バスに乗った話シリーズ | |
---|---|
(1) | (2) |
ちょうど1年前の今頃(平成26年9月)、仕事で必要な講習を受けるために、大阪へ行ったのです。 会場は「大阪国際交流センター」。 大阪国際交流センターの交通案内(http://www.ih-osaka.or.jp/access/)を見ると、(岡山から行く場合)新幹線の新大阪から地下鉄を利用するのが一般的のようです。 ところがよく見ると、大阪市営バスを利用すれば、徒歩1分の場所まで行けるということで、バスで行くことにしたのです。
岡山 | → (新幹線) | 新大阪 | → (在来線) | 大阪 | → (大阪市営バス) | 上本町8丁目 |
JRで大阪駅にたどり着いてから、大阪駅前バス停を探したのですが、分かりにくかったのです(どうやら工事中だった模様)。 なんとか11:44分のバスに滑り込み乗車し間に合い、バスは定刻発車したもののすぐに停車。
バス停に向かって急いでいる人がいたため、横断歩道の(?)警備員が「ちょっと待って」という合図をしたので停車したのです。 遅れてきた客を乗せて1分近く遅れて発車したのです。
しかし、大阪駅前を出て最初のバス停「梅田新道」は定刻で通過。 その次の「大江橋」では早めに到着し時間調整し、定刻に発車したのです。
バス停名 | 時刻表の 時刻 | 実際の時刻 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
着 | 発 | |||
大阪駅前 | 11:44 | 11:44 | 定刻に発車後に停車、 約1分遅れで発車 | |
梅田新道 | 11:47 | 11:47 | 定刻に通過 | |
大江橋 | 11:49 | 11:48 | 11:49 | 時間調整後、 定刻に発車 |
淀屋橋 | 11:50 | 11:50 | 淀屋橋は、交差点を曲 がる前後で計2回停車 | |
〃 | 11:52 | 11:50 | 11:52 | |
北浜2丁目 | 11:54 | 11:54 | 定刻に通過 | |
天神橋 | 11:57 | 11:58 | 11:58 | 1分遅れ |
天満橋 | 12:02 | 12:01 | 12:02 | 定刻に発車 |
京阪東口 | 12:04 | 12:05 | 12:06 | 1~2分遅れ |
大手前 | 12:06 | 12:06 | 12:07 | |
馬場町 | 12:07 | 12:08 | 12:09 | |
国立病院大阪医療センター | 12:09 | 12:10 | 12:10 | |
上本町1丁目 | 12:11 | 12:12 | 12:13 | |
上本町4丁目 | 12:12 | 12:14 | ||
上本町6丁目 | 12:14 | 12:15 | 12:16 | |
上本町6丁目南 | 12:18 | 12:17 | 12:18 | 定刻に発車 |
上本町8丁目 | 12:19 | 12:20 | (略) | 大阪国際交流センター 最寄りバス停 |
大阪市営バス62系統 住吉車庫行 |
上の表から分かることは、大阪市営バスの運転手は、明らかに、バス停1つ毎の時刻を把握して運転しているということなのです。 また、現実的に定刻運行が可能な時刻表が組まれているということなのです。
バス停とバス停の間は普通に運転し、バス停についてから停車して時間調整をしていたのです。 普通に運転するのいうのは非常に大切なことなのです。 岡電バスのように、前の車との車間距離を詰めて威嚇しながら無理に急いで走ったかと思えば、逆に早発防止のために妙にゆっくり走って後ろの車に迷惑をかけたりというチグハグ運転をする車両とは大きな違いなのです。
時間調整の後も、きちんと定刻になってから発車していたのです。 岡電バスのように、信号が変わる前に発車したいという気持ちで、定刻まで10秒残っていると分かっていながら急発車するということもなかったのです。
大阪市営バスの利用者は、定刻より早く発車することはないと分かっているからこそ、安心して、地下鉄などからバスへ乗換ができるのです。