第28回平成28年

停止線を守らないバス(1)
~クレージーなバス会社~

平成28年2月27日掲載

狭いT字路での出来事

狭いT字路にて
(跨線橋東→駅前町バス停間)

ある日のこと。大型車の左折を妨げないように交差部よりかなり手前に停止線があるT字路での出来事です(右図)。 自分が乗車中の岡電バスがクラクションを鳴らしたのです。 前を見ると、停止線を超えた状態で赤信号で停車している自家用車の姿。

岡電バスが何度かクラクションで威嚇すると、自家用車はじわじわと左に寄って、なんとかバスは左折できたのです。

ここで質問です。 岡電バスの行動をどう思いますか?

  1. 自家用車が一方的に悪いので、岡電バスがクラクションを鳴らすのも仕方がない。
  2. 自家用車が邪魔な位置にいても、岡電バスは左折できたはずで、クラクションで威嚇するのはおかしい。万一、岡電バスが左折できない状態であったら、岡電バスは今回の青信号で左折するのは諦めて、次の信号までその場で待機するべきだった。

本来、クラクションとは威嚇するためのものではなく、どうしても危険が避けられないときに「自分はブレーキが間に合わない!だから君が逃げてくれ!」という趣旨で鳴らすものである。 というのはさておき、この段階では、「1.」の回答を選ぶ人が大半だろうか。

自転車を妨害する岡電バス

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4車線(片道2車線)の道路にて
(豊成→十日市南バス停間)

別の日の朝、通勤の車で渋滞する通勤時間帯の出来事。 自分が乗車中の岡電バスが赤信号で停車したのです。横断歩道を完全にふさいだ状態で。

外を見ると、制服姿の高校生か中学生と思われる女子2人と男子1人が自転車に乗って待っていたのです。

しばらくして、実は横断歩道が青になっていたことに気付いた女子2人は、岡電バスをよけながら渡ったのです。 女子2人が横断歩道の青に気付くのがもっと遅れてギリギリで渡り始めていたら対向車にひかれるかも知れず、岡電バスの行動は邪魔なだけでなく、危険を誘発する行為である。

このときの男子は、安全のためか、横断歩道を渡ろうとする気配はなかった。おそらく次の信号まで待つことにしたのだろう。

岡電バスに邪魔された人の反応

車両後部で横断歩道をふさいで停車する岡電バスのいつもの風景
停止線手前で安全に停車する車の横で、停止線を超えて停車する岡電バスの車内から撮影

大抵の岡山人は、岡電バスに邪魔されても、諦めて黙って静かに回避するのです。 岡電バスに向かってクラクションを鳴らし続ける車や、岡電バスを怒鳴りつける歩行者・自転車を見ることはないのです。 逆は多々ある。

自分が乗車中の岡電バスが横断歩道をふさいだとき、一度だけ、横断歩道を渡ろうとした自転車がベルを鳴らし続ける場面に遭遇したことがある。 岡電バスが日ごろから執拗に嫌がらせをすることに腹を据えかねたのだろう。 その時、岡電バスの運転手は、変な人がいるなあという目で自転車を見て(←実は横断歩道を堂々とふさぐ岡電バスのほうがヘンな人なのだが)、すぐにそっぽを向いただけだったのです(←最低限、両手を合わせて謝るジェスチャーぐらいすればよいのに)。

もう一度質問

もう一度質問です。 今回のコラムの最初の段落「狭いT字路での出来事」について、自分が岡電バスの運転手になったつもりで考えてください。 日頃の自分や自社(岡電バス)の行動を振り返った上で、それでも、T字路で邪魔な車にクラクションを鳴らしますか?