第34回平成28(2016)年

めぐりんフリーパスを買った話
~買いたくなるには訳がある~

平成28年12月14日掲載

岡山市内100円循環バス「めぐりん」の運行開始から4年が経過

運行当初のめぐりん時刻表の写真(岡山駅前以外のバス停では、時刻は記載されておらず「10分~15分毎」の表記のみ。)

八晃運輸が岡山市内100円循環バス「めぐりん」の運行を開始したのは、平成24年7月20日。 当初は医大線(岡山駅前~NTT~大学病院入口~市役所~岡山駅前)の左回り・右回りのみの単純なルートで運行を開始したのです。

運行経路はすべて他社バス停が存在する区間ながら、「従来の路線バスと重複するバス停を、従来の路線バスとは違う結び方で走る、気軽に乗れる100円均一」という便利さが受けたのか、その後も県庁方面や千日前方面などに路線を拡大し、今に至るのです。

めぐりんの便利な使い方

天満屋周辺でのバスの順路の例
めぐりん 天満屋経由のバス

いそあ管理人は、めぐりんの運行エリアからは外れた場所に住んでいるため、他社(岡電バス)の通勤定期券を所持して通勤しているのです。 そして、医大めぐりんのルートは自分の岡電バス定期券の範囲に含まれるため、めぐりんに乗車する必要はないのです。 とはいえ、めぐりんは岡山駅バスターミナルや天満屋バスステーションに乗り入れないため、循環路線としての使い勝手は便利で、素早く移動したい時に別途100円を払ってめぐりんを利用することがあるのです。

めぐりん沿線の外に住んでいる自分にとって、「めぐりん」とは従来のバスを補完するものという位置づけなのです。 平成28年10月5日に、めぐりんの100円区間に有効な定期券「めぐりんフリーパス」が発売されたことは知っていたものの、定期券を購入するほどの利用はしておらず、いままでは回数券を利用していたのです。

めぐりん車内に、告知があった

平成28年12月13日
めぐりん車内にて撮影

昨日の朝、岡電バスからめぐりんへ乗り換えたら、車内に「めぐりんフリーパス」が「今なら、購入後すぐ~1月31日まで使えます!」という告知があったのです。

本来は有効期間は購入日から1ヶ月のため、(12月13日に購入すると1ヶ月半以上利用できて)かなりお得。 それでも自分の利用頻度を考えればフリーパスを購入するべきではないのですが、お得っぽい言葉につられて購入したのです。 めぐりんフリーパスは「持参人式(無記名式)」で、購入者本人以外に譲ることができるので、使う機会が少ないようだったら誰かに譲ればいいじゃないかという気持ちが後押しして購入したのです。

意外に普及している?

上がめぐりんフリーパス
(領収証部分は切取可能)
下はICOCA(参考)
(大きさの比較用に掲載)

別のバス停から乗車した客が、運転手に、めぐりんフリーパスを提示していたのです。 昨日は久しぶりにめぐりんに乗車したのですが、めぐりんフリーパスは意外に普及しているのだと感じた朝だったのです。