先日、京都国立博物館の「国宝展」へ行ったという話を会社でしていたら、同僚が「ボストン美術館の至宝展」の割引券をくれたのです。平成30年2月4日までの開催で、場所は神戸市立博物館とのこと。最終日の前日になる平成30年2月3日に、ふと思い出して、あわてて行ってきたのです。
岡山から神戸市立博物館へ行く場合、新幹線で新神戸へ行き、地下鉄で三宮まで移動。三宮からは10分ほど歩くというのが一般的な経路らしいのです。
とはいえ、新神戸で新幹線から地下鉄へ乗り換えるのは長い階段を延々と下りる必要があり、さらに三宮駅から博物館まで歩くのは面倒だと思い、ほかに交通手段がないか探していたら、シティー・ループというバスがあることが分かったのです。
というわけで、新幹線とバスを乗り継いで行くことにしたのです(下記の交通案内や運賃は、この記事掲載時点のものです)。
新神戸駅へは新幹線の自由席を利用したのです(片道5,070円)。ホームへ上がるとすぐに来た「さくら号」(鹿児島中央発→岡山→新大阪行)。九州新幹線仕様の車両のため、車内は木目調だったのです。
↑九州新幹線の車両(木目調)
↓(参考)東海道・山陽新幹線の車両
JR新神戸駅の2階(新幹線改札と同じ階)から、シティ・ループというバスが毎時3~4便運行されているのです。このバスは、観光客に便利な場所を1周約65分で循環するバスで、運賃は大人1回260円(1日乗車券は660円)(小人は半額)なのです。新神戸駅(新幹線)や三ノ宮駅(在来線)などから乗車できるのです。
↑レトロな車両(外観)
↓車内の様子(ガイドが観光案内)
バスのルートは、新神戸駅→三宮駅→市役所前→(ポートタワー、神戸ハーバーランドなどを循環)→旧居留地→三宮駅→(北野異人館街を循環)→新神戸駅(主なバス停を抜粋、バス停は17箇所)。
神戸市立博物館の最寄りバス停は「市役所前」または「旧居留地」とのことで、最初に停車する「市役所前」で降りたのです。
↓神戸ポートタワー(帰りの車内から撮影)
「市役所前」でバスを降りて大通りへ出ると、道沿いの各街灯に「ボストン」の垂れ幕がなびいていたので、迷わず歩くことができたのです。
↑各街灯に垂れ幕
↓拡大図
市役所前バス停から5分ほど歩いて、神戸市立博物館に到着したのです。
入館料は大人1,500円のところ、割引券利用で1,400円だったのです。特に並ぶこともなくすぐに入館できたのです。とはいえ、館内は混雑しており、人気のようだったのです。
今回の至宝展は、1876年に開館したボストン美術館の約50万点の所蔵作品から、珠玉の80点を紹介という触れ込み。幅広い内容を総合的に楽しめるよう、展示内容は古代エジプト美術、中国美術、日本美術、フランス絵画、アメリカ絵画、版画・写真、現代美術と多岐にわたっていたのです(展示エリアは撮影禁止のため写真なし)。
ゴッホの絵などを堪能して、お土産売場へ向かったのです。クッキー(4枚入)を購入。今回の展示作品を模した絵柄の缶に、同じく展示作品をプリントしたクッキーが4枚入で900円(写真のICカード「ICOCA」は、大きさの目安)。
このクッキーは神戸とは無関係で、美術館のイベント商品などを扱っているメーカー製のようで、見た目重視の商品だったのです。味はともかく、持ち帰って開封した際にクッキーが割れていない(=絵が割れていない)という点では高品質の商品なのです。食べ終わった後の缶を記念に小物入れにする目的で購入するのがよいかと。
帰りの新幹線の車内販売で、アイスコーヒーを頼んだのです。「プラス100円でワッフルなどがセット」にできるとのことで、セットにしたのです(アイスコーヒー+ワッフルセットで420円)。
岡山駅に到着し、マクドナルドの横を通ると期間限定「ダブダブチ(ダブルビーフダブルチーズバーガー)」のポスターを発見。ダブルチーズバーガー(ハンバーグ2枚入)のさらにダブルで、ハンバーグが4枚入ったボリューミーな商品なのです。期間限定とのことで夕食代わりに食べたのです(420円+別途アイスカフェラテ150円で、計570円)。
というわけで、期間限定つながりで、神戸市立博物館の「ボストン美術館の至宝展」と、マクドナルドの「ダブダブチ」を楽しんだ休日だったのです。