第123回令和2(2020)年

ピロリ菌の除菌をした話
~会社で健康診断を受けた話(3)~

令和2年8月9日掲載
会社で健康診断を受けたらいつもより検査項目が多かった話を、全3回で掲載しています。最終回は、ピロリ菌の検査を受けたら陽性だったため、ピロリ菌の除菌を行った話です。
初回(シリーズの目次)はこちら前回(タニタ食堂編)はこちら

ピロリ菌の検査を受けた

会社の健康診断で「慢性胃炎」と判定

前々回の記事 のとおり、職場で健康診断を受けたのです。健康診断の結果は「要経過観察」だったため、大したことはないと思い放置していたのです。

しかし、その後の(定期的な)産業医との面談日に、次の説明を受けたのです。

わざわざ病院へ行って検査するなんて面倒だとは思ったものの、次回の産業医との面談日に同じ説明を受けるのも嫌だと思い、ピロリ菌の検査を受けることにしたのです。

年末に病院をさがす

場所や診療日・診療時間が通いやすい病院がよいと思い、病院を探したのです。ホームページに「ピロリ菌の除菌」も行っていると書いてある、近所の内科へ行くことにしたのです。

ピロリ菌の検査の予約をするつもりで病院へ電話して事情を説明すると、「とりあえず一度来てください」とのことで、後日、病院へ行ったのです。どうやら、いきなり検査することはできないようでした。

こうして、令和元年の12月から、病院へ通うことになったのです。

1回目 12月1日(日)

会社の健康診断の結果を持って、病院へ行ったのです。ピロリ菌検査の注意事項など説明を受け、カレンダーを見ながら検査日を決定したのです。

1回目の費用 1,010円(3割負担)
内容/問診など

2回目 12月28日(土)

前日の夜は早めの時間に「消化の良い」夕食で済ませ、当日の朝も事前の説明通りコップ1杯の水だけを飲んで病院へ向かったのです。

鼻から入れるタイプの胃カメラで、左・右のどちらの鼻に入れるか聞かれたのです。初めてなのでよくわからない・・・。結局、左から試す→困難→右を試す→OK、ということになったのです。次回からは「右!」と返事すればよいことが判明したのです。

2回目の費用 8,420円(3割負担)
内容/経鼻内視鏡検査(鼻からの胃カメラ)

ピロリ菌の除菌を開始

3回目 1月10日(金)

年が明けたので、胃カメラの検査結果を聞きに病院へ行ったのです。結果は「陽性(ピロリ菌あり)」とのこと。そのため、ピロリ菌の除菌をすることになったのです。

除菌の方法は、「1日2回(朝・夕)、7日間、除菌の薬を飲み続ける」なのです。注意事項として、

と言われたのです。チャンスが2回というのを強調されたので、失敗のないようにしようと決意したのです。

7日間の服薬を終えたら次の日に副作用の検査のために来院するように言われたため、翌日から7日間の服薬し、8日後に来院することにしたのです。

3回目の費用 2,910円(3割負担)
内容/病院にて検査結果や除菌の説明など1,380円、薬局にて除菌の薬1,530円

4回目 1月19日(日)

7日間、ピロリ菌の除菌の薬を飲んだので、副作用が起きていないかの検査のために病院へ行ったのです(同僚に聞いたところ、これをするかどうかは病院によって違うようです)。

4回目の費用 1,620円(3割負担)
内容/ピロリ菌の除菌の薬の副作用がないか検査

5回目 2月22日(土)

ピロリ菌の除菌が成功したかどうかの検査のために病院へ行ったのです(7日間の服薬を終えて4週間以上経過してからの検査)。尿素呼気テスト(UBT)という方法でした。

検査結果は数日で分かるようでしたが、ついでに花粉症の相談もしたので、次回の来院は半月後になったのです。

5回目の費用 2,790円(3割負担)
内容/ピロリ菌の除菌が成功したかの検査など(ついでに花粉症の薬をもらうための処方箋を書いてもらったため、ピロリ菌だけの費用とは異なる可能性があります、なお花粉症の薬代金は上記に含んでいません)。

6回目 3月7日(土)

ピロリ菌の除菌が成功したかどうかの検査結果を聞くために病院へ行ったのです。結果は除菌成功。なお、次の説明を受けたのです。

ついでに、前回に処方してもらった花粉症の薬が良かったので、引き続き処方してもらう相談をしたのです。

6回目の費用 1,340円(3割負担)
内容/ピロリ菌の除菌が成功したかの検査結果の説明(ついでに花粉症の薬をもらうための処方箋を書いてもらったため、ピロリ菌だけの費用とは異なる可能性があります、なお花粉症の薬代金は上記に含んでいません)。

ピロリ菌の除菌に成功

3ヶ月かかってようやく完了

こうして、約3ヶ月かかって、ようやくピロリ菌の除菌に成功したのです。