ハレカ定期券で乗越精算する場合は、乗継割引も適用されます。
詳しくは、 ハレカ定期券と各種割引運賃 をご覧下さい。
定期券面を越えてバスを利用する場合、乗越運賃として、定期券面区間から外れる部分の運賃をお支払い下さい。 なお、環境定期券制度 が適用される場合は、乗り越し運賃が現金100円となります。
ICカード「ハレカ定期券」の場合、乗越運賃が自動的に計算され、(カードにチャージしてある場合は)自動的に精算されます。 また、環境定期券制度の適用日にはカード内の残額は減らず、運賃箱に「環境定期券」と表示されますので、その場合は現金で100円をお支払い下さい (環境定期券制度適用日であっても、乗越運賃が100円以内となる場合は、通常の乗越扱いとなりカード内のチャージ額から自動精算されます)。
定期券をお持ちの方が、定期券面を越えてバスを利用する場合の乗越運賃は、定期券面区間から外れる部分の通常運賃となります。
例えば、岡電バスの岡山駅~県庁前の定期券をお持ちの方が、岡電バスの岡山駅~藤原団地の区間を利用した場合、 定期券から外れる区間「天満屋~藤原団地」の運賃として150円をお支払い下さい(ハレカ定期券でチャージしてある場合は自動精算されます)。
乗車場所・降車場所が同じであっても、利用したバスの経由地によって、乗越精算額が異なる場合があります。 一般的には、できるだけ定期券の経路と重なるような形でバスを利用した方が、乗越精算額が安くなります(ただし例外もあります)。
右の例のように「岡山駅~天満屋」の定期券で、「岡山駅から青江北まで」乗車した場合の乗越運賃は、次のようになります。
この計算例では、令和元年10月1日の運賃改定前の金額(消費税率が8%→10%への変更前)を掲載しており、実際の金額と異なります。計算方法の例としてご利用ください。
特急便など、途中で停車しないバス停があるバスに乗車した場合、 ハレカ定期券での乗越運賃計算は、実際に定期券からはみ出す区間ではなく、特急便が停車するバス停が基準となります (ただし、その特急便の運賃表のデータが各停便と兼用している場合は、各停便と同じ扱いで乗り越し区間を判定するようです)。
右の例のように「岡山駅~福田公会堂前」の定期券で、「岡山駅から築港新町まで」乗車した場合の乗越運賃は、次のようになります。
この計算例では、令和元年10月1日の運賃改定前の金額(消費税率が8%→10%への変更前)を掲載しており、実際の金額と異なります。計算方法の例としてご利用ください。
定期券の区間外から区間外へ利用する場合で、途中に定期券と重なる区間がある場合の乗越運賃は、 「定期券を無視した場合の運賃」と、「定期券の区間外となる運賃それぞれの合計」の、どちらかになります。
例えば、岡電バスの岡山駅~西古松の定期券をお持ちの方が、岡電バスの天満屋~野崎の区間を利用した場合、 定期券から外れる区間の運賃の合計の方が高くなるため、定期券は無視して、通常の天満屋~野崎の運賃 250円が精算額になります。
また、岡電バスの岡山駅~西古松の定期券をお持ちの方が、岡電バスの天満屋~西市の区間を利用した場合、 定期券から外れる区間の運賃の合計 270円が精算額になります。
ハレカ定期券の場合、どちらか安い方の金額が自動的に計算されます。
岡山駅~西古松の定期券で、天満屋~野崎を乗車 | |||||
---|---|---|---|---|---|
定期券から外れる区間の運賃 | 定期券を無視した場合の運賃 | 乗越運賃 | |||
計算方法A | 計算方法B | 安いBを採用 | |||
天満屋~岡山駅 | 100円 | 天満屋~野崎 | 250円 | → | 250円 |
西古松~野崎 | 170円 | ||||
計 | 270円 |
岡山駅~西古松の定期券で、天満屋~西市を乗車 | |||||
---|---|---|---|---|---|
計算方法A | 計算方法B | 安いAを採用 | |||
定期券から外れる区間の運賃 | 定期券を無視した場合の運賃 | 乗越運賃 | |||
天満屋~岡山駅 | 100円 | 天満屋~西市 | 300円 | → | 270円 |
西古松~西市 | 170円 | ||||
計 | 270円 |