ハレカ定期券と各種割引

ICカード「ハレカ（Hareca）」で発行された定期券（ハレカ定期券）では、定期券面区間以外をご利用の場合、 「環境定期券制度」は自動的に判定されます。 また、ハレカカードの各種割引運賃も自動的に適用されます。

大人運賃の通勤定期券をご利用の方が、 環境定期券制度 の適用日にご利用の場合、 環境定期券制度は自動的に判定されます。 その場合、運賃箱に「環境定期券」と表示され、「現金で精算して下さい。」といった音声が流れますので、現金100円を運賃箱へお入れ下さい。

令和4年2月末までの内容です。下記の誕生日割引は、令和4年3月1日からは廃止となります。

ハレカ定期券（無記名式の持参人定期券を除く）は、記名式のハレカという扱いになりますので、 誕生日当日～2日後の計3日間、 誕生日割引 （運賃が大人50円、小人20円引）が適用されます。

定期券を含まないハレカカードでは、誕生日割引は1乗車毎に適用されますが、 ハレカ定期券の場合は、定期券区間の境界で乗り直したものと見なして、定期券面区間から外れる区間毎に適用されます。 このため、1回の乗車で、2回分の誕生日割引が適用される場合もあります。

(1) 定期券の区間内をご利用の場合、誕生日割引は適用されません。

(2) 定期券面区間から片方だけはみ出す場合、50円（小人は20円）の誕生日割引が適用されます。

(3) 定期券面区間から両端がはみ出す場合、定期券区間の境界で降りて乗り直したものと見なして、誕生日割引は2回分（大人の場合で100円）が適用されます。ただし、(4)の計算方法の方が割安になる場合は、(4)と同じ扱いになります。

(4) 定期券とは全く関係ない区間の利用時や、（区間内であっても）手持ちの定期券で利用できない会社のバスを利用時は、定期券がない場合と同様、1乗車につき大人50円、小人20円の誕生日割引が適用されます。

右図は、岡電バスの「岡山駅～水道局前」の定期券をお持ちの方が、誕生日割引適用日に、 岡電バスで「県庁前から乗車」して、「西古松」または「今村宮」で降車した場合の運賃例です。

県庁前から西古松まで乗車した場合、定期券区間外の運賃合計が割高となるため、 定期券は無視され、「県庁前～西古松の通常運賃に誕生日割引を1回適用」した金額 170円が精算されます。

県庁前から今村宮まで乗車した場合は、定期券区間外となる「県庁前～岡山駅」と「水道局前～今村宮」の 運賃それぞれに誕生日割引が適用されます（1回の乗車で、誕生日割引が2回分適用されることになります）。

ハレカカードでバス同士を30分以内に適用される「乗継割引」（乗換後のバス運賃が20円引、小人は10円引き）は、 ハレカ定期券で乗越を行う際にも適用されます。 ただし、2台連続で、乗越運賃が発生した場合で、環境定期券が適用されなかった場合に限ります。