例年、東京で開催されていた世界最大級の旅の祭典・旅行博「ツーリズムEXPOジャパン」は、2019年はインテックス大阪で開催されたのです。日程は10月24日(木)、25日(金)が業界日(旅行業の関係者向けの商談会)、26日(土)、27日(日)が一般日だったのです。
4日間で15万人(内、一般日の土日は51,000人ずつの102,000人)が来場して大盛況だったのです(来場者数は公式サイトに掲載された速報値より)。
一般日の入場料は、前売り券が500円、当日券は1,000円(いずれも消費税込み)。高校生以下は保護者同伴の場合は入場無料(中学・高校生は学生証の提示必要)。自分は前日の夜に(前売り券が購入できるギリギリのうちに)インターネット上で500円でチケットを手に入れたのです。
建物と建物の間を移動していると、南の国の方が歩いていたのです。急いでカメラを取り出すと、こちらに気付いて素敵な笑顔を見せてくれました。
直後にスタッフの方(南の国のマッチョな男性)が私のカメラを指しながら「Together(トゥギャザー:一緒にどうぞ)」と言ってくれて厚意で写真を撮ってくれたのです。
最後に「Come to Palau(カム トゥ パラオ)」のセリフとともに、マッチョに似合わず(?)繊細な手つきで丁寧にカメラを返していただいたのです。ここで初めてパラオの方々だと判明。パラオに行きたくなったのです。
後でパラオ(パラオ政府観光局)のブースに行ってみると、南国の小屋の前でパラオ女性と写真撮影できるようになっていました。今後パラオに行くときのために、パンフレットをいただきました。
台湾のブースでは台湾原住民の方が民族衣装で案内をしていたのです。
明治の産業革命遺産を紹介するブースでは、明治女性が案内をしていました。
会場のあちこちで、ゆるキャラさんが活躍していました。
日本全国(おそらく47都道府県すべて)のブースがあり、岡山県もありました。
秋田県は、大阪から1時間半の距離で「意外と近い」とアピールしていました。
世界各国の展示やイベントがあったのです。お隣、韓国(韓国観光公社)は「Imagine your Korea こんな韓国はじめて!」と題したブースを展開。クーポン券や子ども向けのシールももらいました。2017年に仁川空港近くにオープンしたリゾート「パラダイスシティ」も紹介されていました。
マカオの紹介ブース(マカオ政府観光局)では、2018年に開通した港珠澳大橋で、香港⇔マカオが陸続きになったことがアピールされていました。
ハワイ、グアム、台湾など、日本人の旅行先としてメジャーなブースでは、人がたくさん集まっていました。写真はグアムコーナー(グアム政府観光局)の様子。このあと、クイズ大会が開催され、正解者には傘などグアムグッズがプレゼントされました。
ロシア、インド、ブルネイ、アフリカ、北極大陸など、日本人にあまり馴染みのない旅行先のブースもありました(写真はロシア)。現地の旅行情報を質問したい方にお勧め。
中国やマレーシアのブースでは、音楽を奏でられていました。
タイやスリランカのブースでは踊りが披露されていました。
会場の端のほうに、「祈祷所 Prayer Room」がありました。インテックス大阪の施設案内には記載がないので、おそらくツーリズムEXPOジャパンの開催中のみ開設されていたようです。
航空会社や空港のブースもありました。まずは今回のEXPOを知るきっかけになったシンガポール航空のブースです。関空⇔シンガポール便が1日2往復から3往復へ増便されたことがアピールされていました。ボールペンなどいをいただきました。
台湾コーナーでは、岡山空港⇔桃園空港(台湾・台北)を毎日運航しているタイガーエア台湾のブースがあり、タイガーや機内スタッフと一緒に写真撮影ができました。
ANA(全日空)では、ハワイ線(成田⇔ホノルル)に導入された、ウミガメがモチーフの大型機「フライング・ホヌ」がアピールされていました。
赤が印象的な QANTAS(カンタス航空)のブースでは、「オーストラリアへはカンタス航空で」とアピールされていました。東京(羽田、成田)、大阪(関空)から運航中。
次は羽田空港のブースです。「羽田空港は“まほうのドア”だ!」と題して、どこへでも行ける空港とアピールしていました。
上映コーナーがあったため30分ほど並んで待ち、上映を見ると、羽田空港グッズがもらえました。
外務省領事局が、プロの暗殺者が主人公の人気マンガ「ゴルゴ13」とコラボして、海外安全対策のブースを設けていました。よくある犯罪被害例なども紹介されており、海外旅行で気を緩めないように喚起されていました。