タイガーエア台湾のホームページ http://www.tigerairtw.com/jp/ で、旅行半月前の7月16日に飛行機の予約をしたのです。ツアーだと何ヶ月も前に手配すべきところが、個人手配だとギリギリでも結構OK(とはいえ、満席になることがあるので注意&早く予約する方が安い傾向がある)。予約画面で、パスポート情報の入力ミスがないように気を付けた。支払いはクレジットカードで行った(VISA、American Express、JCB、MASTERCARDが使用可)。なお、平成30年5月頃から、タイガーエアー台湾の航空券がコンビニ払いにも対応したようです(詳しくはタイガーエア台湾のホームページでご確認ください)。
従来方式のレガシーキャリア・フルサービスキャリアでは、座席指定(格安ツアー除く)や、スーツケースを預けること(国内・国際線とも)や、機内食(国際線のみ)は料金に含まれていますが、タイガーエア台湾はLCC(ローコストキャリア)のため、別料金なのです。なお客席へ持ち込む荷物は無料(ただし大きさや重さの制限あり)。
LCCでは、予約時に、座席指定や機内食、預け荷物の重さなどを、追加料金と見比べながら個別に選ぶことができるのです(面倒な方はセットプランあり)。
自分は、往復の合計で38,899円で予約したのです(運賃は空席状況や予約時期などにより変動します。追加料金・手数料等は平成29年7月時点)。
バスで岡山空港に到着したのが15:40。国際線のロビーへ向かうと、タイガーエア台湾の看板があり、人が並んでいたのです。自分も並んで、チェックインをして、スーツケースを預け、搭乗券(ボーディングパス)を受け取ったのです(行きは座席指定をしていないので、この時点で席が決まった)。
その後、2階へ上がり、出国審査をすませ、出国後の待合室まで到着したのが16:20頃。手続きはスムーズに完了したのです。
待合室は1つ前(16:30発)の香港行の搭乗も始まっておらず、香港行と台湾行の客の両方がいて、大変混雑していたのです。そのため、自分が乗る台湾行も搭乗が始まらない。17:00頃、香港行が30分遅れで出発し、ようやく17:30発の台湾行の搭乗手続きが開始したのです。
搭乗開始は遅かったものの、搭乗手続きはスムーズで、定刻に離陸できたのです。下の写真は、離陸前に通路に立って、緊急時の救命胴衣などについて説明する乗務員なのです(←モニター画面がないLCCならではの光景)。
機内の案内放送は、中国語、英語、日本語の3ヶ国語だったので、安心して過ごせたのです。
離陸後は、到着時刻の案内放送などは現地時刻になります。時差に注意。
タイガーエア台湾の座席は、左3列・右3列で横幅は普通ですが、足元はややせまいタイプ(一般的なLCCと同じ)。行きの座席は、座った瞬間に「あ、狭い。」と感じたものの、帰りは広くはないが狭くもないという気がしたのです。結論としては「人間、たいていのことは慣れる」。なお、前後の間隔がせまいLCCでは座席のリクライニングを倒さないのがマナーのようで、誰も倒していなかったのです。
下の写真は、前列(写真の左半分の黄色いカバーの席)が追加料金が必要な足元が広い席で、最前列や非常口付近に設定されているのです。後列(写真の右半分の白いカバーの席)が普通の席なのです。岡山~台湾の3時間程度であれば、普通の席でも問題なかったのです。座席にモニターもなく暇なので、基本的には寝て過ごしたらあっという間に台湾に着いたのです。
なお、慣れると言ってもせまいので、隣の席の方に迷惑をかけないように(天井の棚に入れた荷物をゴソゴソしなくてよいように)、下記の準備は必要なのです。
機内では台湾への入国カードが配布されたのです。そのため、搭乗の際にカバンは天井の棚にしまうとしても、筆記用具と、パスポート(パスポート番号が必要)、入国カードの書き方(←ガイドブックなどに掲載)を手元に置いておく必要があるのです。
LCCに限らず、飛行機内はやや低めの温度に設定されているのです。自分は寒さに弱いので、自宅~岡山空港は夏らしくTシャツ1枚で来たものの、搭乗直前にTシャツの上から長袖の服を着たのです。
LCCでは水も含めて飲み物は有料。事前に(出国手続きを終えた後の)岡山空港の待合室の自動販売機でペットボトルの水を購入したのです。
窓側の席の場合、トイレに行く際は通路側の方に席を立ってもらう必要があります。相手が日本人とは限りませんが、「すいません」、「Excuse me.」など何かしら声を出してそれらしい雰囲気を出せば、仮に言葉は通じなくても通路側の方が察してよけてくれます。
逆に自分が通路側に座っている場合、窓側の人が何語か分からない言葉で話しかけてきたら、雰囲気で察しましょう。
行きも帰りも、飛行機の予約時に機内食も予約しておいたのです(メニューは8種類から選択できた)。機内食を予約していた客は、数人に1人ぐらいだったようです。飲み物(リンゴジュース)と、あられも付いていたのです(平成29年7月時点)。
従来方式のレガシーキャリアでは全員が機内食を食べるところ、LCCでは有料で注文した客だけが機内食を食べるので、配膳もスムーズで、すぐに食事にありつけたのです。機内食の受け取りの際に搭乗券を確認する旨の機内放送があり、搭乗券の座席番号を確認しながら配膳ミスのないように気を付けられていて、好感が持てたのです。
後日、別のLCCに乗って分かったことですが、タイガーエア台湾の機内食は、LCCとしては美味しい部類に入るようなのです。
台湾は「素食」と呼ばれるベジタリアン向けの食事が発達しているのです。こんにゃくで作った刺身や、肉ではないのに肉のような見た目の料理など。
興味があったので機内食で予約してみたのです。
↓開封前
↓開封後
↓あられを拡大
↓弁当を拡大
見た目に反して(?)、味は意外においしかったのです。おそらく、みたらし団子が好きな人であれば、おいしく食べれる味だと思う。
ボリュームは一見少ないと感じたものの、あられとリンゴジュースがお腹の中で膨らんで、食後しばらくしてから満腹感が感じられたのです。
帰りは、疲れていることを考え、味の予想がつくものにしようと思い、ポークカレーオムライスを予約しておいたのです。写真は、別添えのケチャップをかけて、一口食べたところなのです(写真にはありませんが、行きと同様、リンゴジュースとあられも付いてきた)。
見た目から想像できる通りの味で普通においしかったので、食の冒険をしたくない方にもお勧めできるのです。
初めてのLCCで不安はあったのですが、今回は行きも帰りも特に遅れることもなく、問題なく移動出来たのです。