前回の記事 では、宇宙船のようなホステル「スペースイン」の内部を紹介しました。今回は周辺環境の紹介編です。
スペースイン衡陽(ヘンヤン)ブランチから東へ5分ほど歩くと「二二八和平公園」があったのです。早朝で大きなゲートは閉まっていたが、両脇の人が通れるゲートは開いていた。
公園内を一周したら現地の人が散歩していたが、早朝のためか日本人はいなかった。日本語が聞こえない、日本語の文字もない場所にいるのだという開放感と、漢字のおかげで意味は理解できるという安心感で、歩くだけでも妙に楽しい。
禁止事項の看板には、最近話題の「ドローン」を禁止する貼紙が追加されていた。
スペースインから二二八和平公園へ到着する手前の右手に、モスバーガーが見えたのです。
店舗の外観を念入りに写真撮影してから入店すると、外国人観光客だとバレたのか、日本語メニューが出てきたのです。朝メニューから玉子(オムレツ?)のバーガーセットを注文。朝メニューのポテトは、日本のモスとは形が違っておいしい。
スペースイン~二二八和平公園の道沿いに、コンビニエンスストアのセブンイレブンが2軒あったのです。スペースインに近いほうは小さな店舗で夜間は閉まる。二二八和平公園に近いほうは商品数も多く24時間営業。写真はセブンイレブンで買った夕食の一例。
商品代金を払っても袋をくれなかったので、袋を手に持つジェスチャーをしたら、店員さんが「Bag? One dollar.(バッグ? 1ドル。)」と英語で聞いてくれた。1ドルって高い、100円ぐらい?と勘違いしかけたが、台湾ドルなので約4円。追加で1台湾ドルを払って袋をもらった。コンビニのビニール袋のことは、Bag と言うらしい。
スペースイン衡陽(ヘンヤン)ブランチから西へ10分ほど歩くと、地下鉄の「西門駅」があるのです。このとき台風が近づいており、傘が壊れるような強風と雨だったが、夜でも人通りは多かった。写真は西門駅の6番出入口(スペースインからは遠い側の出入口です)。
西門駅の周辺を、適当に散策した。写真の「U25 台湾之星」は、おそらく携帯電話会社の広告(25歳以下の学生向け割引の宣伝のようだった)。
コンビニエンスストアは、セブンイレブンとファミリーマートをよく見かけた。写真はファミリーマート、台風でも客は多かった。ファミリーマート店内では音楽のヒットチャートとおぼしき放送が流れており、中国語で曲を紹介する人の声は、日本のファミリーマートと声の質が同じに感じた。
スペースインから西へ歩いて西門駅へ着く手前で「子記杏仁」という看板を発見。
杏仁豆腐に、タロいもだんごのトッピングを注文。メニューに日本語が併記されていたので、指差しで問題なく注文できた。
別添えの杏仁ミルク(?)をかけて、おいしくいただいた。デザートを食べると、気持ちが安らぐ。
台風の翌朝、スペースイン衡陽(ヘンヤン)ブランチから台北駅方向へ進むと、ヤマザキパンを発見した。
前日の台風の影響で商品が届いていないのか、まだ開いておらず、営業時間変更のお知らせが貼ってあった。中国語が分からなくても、漢字の雰囲気で意味が分かるのが面白い。
スペースイン衡陽(ヘンヤン)ブランチが入っているビルの目の前には「二二八和平公園(英名:228 Peace Memorial Park)」のバス停があり、色々な系統のバスが通っていた。一方通行の道路(西向き)だが、ここを通って西方向へ向かうバスと、すぐに方向転換して北や東方向へ向かうバスがあるようだ(北や東方面から来るバス路線の一部は、この辺りで循環運行して、もと来た方向へ戻るようだった)。
ここが終点・循環運行になっていない路線では、前述のモスバーガーのそばなどに、逆方向(北や東方向)へ進むバス停「衡陽路口(英名:Heng Yang Rd Intersection)」があり、そちらも利用した。