数年前から格安航空会社(LCC)が普及してきているのです。 テレビ番組や雑誌の特集記事などでは、東京や大阪に住んでいる人は、金曜日の夜に仕事を終えて空港へ向かい深夜に日本を出発し、月曜日の未明に日本に帰国して会社へ出勤すれば、会社を休むことなく(体力面を別にすれば)気軽に海外旅行ができるらしいのです。
そういえば、岡山空港からもタイガーエア台湾というLCC(格安航空会社)が、台湾(首都「台北」の「桃園国際空港」)行を運航しているのです。 平成28年7月の就航時には週3日(月、木、日曜日)だったのですが、平成29年6月16日から週4日(月、木、金、日曜日)へ増便となったのです。
週4日へ増便とのニュースを見たとき、ふと、「金曜日に会社を休めば、金土日の3日間で海外旅行できる」と思いついたのです。さらに、不意に帰りの便(日曜日)が欠航になったとしても、翌日(月曜日)も運航があるのでなんとかなるだろうと踏んで、平成29年7月末に、台湾に行くことにしたのです。
初めての台湾へ行くにあたり、ツアーにするか個人手配にするか迷ったのですが、目的は観光地を効率よく巡ることではなく、外国の空気を浴びて気分転換すること。 今後、低予算で気軽に海外旅行に行けるように安い宿に泊まる練習をしたいという気持ちもあり、(ツアーではなく)個人手配で行くことにしたのです。
ちなみに、一人旅が不安で同僚を誘う感じで「ユー、台湾?(You, Taiwan?)」と言ったら、「そんなんでよく台湾に行く気になったなぁ(訳:その程度の語学力で、一人で個人手配で台湾に行くなんて大丈夫か)」とからかわれたのです。
でも、実際に台湾に行ってみたら、首都「台北」では簡単な観光程度であれば現地の言葉(中国語)が分からなくても、片言の日本語と片言の英語で楽しめたのです。
海外旅行をするためには、何はともあれ、パスポートとクレジットカードが必要なのです。逆に言えば、次の2つ(+お金と休み)があれば、いつでも海外旅行に行けるのです。
なお、日本人が台湾に観光目的で短期旅行する場合には、ビザ(査証・・・相手国が発行する入国許可証のようなもの)は不要なのです(この記事掲載時点)。
飛行機は(新幹線と異なり)立ち席・自由席はないので(座席の数を超えて客が乗ることはできない)、事前に予約しておく必要があるのです。
上記の3つは、クレジットカードさえあれば、自宅でパソコンに向かって簡単に手続きできたのです。予約の確認画面などを印刷して、事前準備は完了なのです。
金曜日に会社を休むことは上司に伝えていたものの、台湾へ行くことは伝えていなかったのです。しかし、台風が近づいていて、旅行中に台湾に直撃するらしい。
仕方がないので、前日の木曜日に、上司に台湾旅行をすることの報告と「台風で帰りの飛行機が飛ばなかったら月曜日に無断で(電話連絡できない状態で)会社を休むかもしれません」と報告したのです。