第73回平成30(2018)年

香港が乗物天国だった話と2階建て路面電車体験記
~週末3日間で岡山から香港旅行(6)~

平成30年7月9日掲載
平成29年11月3~5日(三連休)に岡山駅~高松空港~香港の経路で一人旅した記録を、全10回で掲載しています。今回は、香港市内での移動編です。
初回(シリーズの目次)はこちら前回(空港から市内への移動編)はこちら

香港市内での交通費を一挙公開

交通手段はいろいろ

香港市内で観光の移動に利用できる交通手段は、地下鉄、バス、路面電車(トラム)、タクシー、スターフェリーがあるのです。地下鉄、タクシーは利用しなかったので、残りの3つの利用体験を紹介したいと思うのです。

今回の旅行の交通費

まず、今回の弾丸旅行で、香港内でかかった交通費を紹介したいのです(大人1人分で、平成29年11月の旅行時点です。日本国内の移動や飛行機代は含みません)。すべて、ICカード「オクトパス」で支払ったので簡単だったのです。

運賃の合計は188香港ドル程度(約2,800円)。ICカード「オクトパス」のデポジット50香港ドル(約750円)を加えても、3,000円台で足りたのです。純粋な移動手段だけでなく、人力車バスやピークトラムという観光客向けの乗物(=運賃が高い)を含めての価格なので、安いと言ってよいのでは。

空港~尖沙咀(九龍内)の宿付近の往復
A21系統のバス利用で片道33香港ドル(約470円)×2回
→ 乗車記は 前回のコラム を参照。
宿泊した尖沙咀(九龍半島)から、対岸の香港島(中環)への移動(2往復)
人力車バス:1回33香港ドル(約470円)×2回
スターフェリー:1回2.50~3.50香港ドル(40~50円)×2回
→ 乗車記は 次回のコラム を参照。
中環(セントラル)⇔ビクトリアピーク(山頂の観光スポット)の往復
中環→山頂へは、ピークトラム(ケーブルカー)で35香港ドル(約510円)(中環からピークトラム乗場までは歩いた)
山頂→中環は15系統のバスで9.8香港ドル(約140円)
※ バスのほうが安いが、ピークトラム(ケーブルカー)自体も観光スポットなので、行きだけピークトラムを利用した。
→ 乗車記は 次々回のコラム を参照。
2階建ての路面電車(トラム)
1回2.30香港ドル(約35円)×2回
※ 2階建ての路面電車は珍しいので、観光目的で乗ってみた。
→ 乗車記は、このページの下の方を参照。

香港のバス

大きい2階建てバスで車内は広い

香港は100年間イギリス領だったため、イギリス同様に2階建てバスが大量に走っているのです。運賃は前払い。1階・2階で座席数も多く着席でき、便利で快適だったのです。

香港の路面電車(トラム)に乗った話

香港島を東西に走る2階建ての路面電車の運賃は均一・後払い

香港島を東西に走る路面電車は、世界的にも珍しい2階建て電車なのです。本数も多く、停留所間隔も短く、便利という噂なのです。自分も乗ってみたいと思い、宿泊地の九龍側から、路面電車が走る香港島側に渡って利用したのです。

運賃は区間にかかわらず均一で、大人2.30香港ドル(約35円)という安さ。均一ですが後払いなので、降車時に払います。

現金の場合はおつりが出ない上、2ドル30セントちょうどを払うのが困難(30セントの小銭が入手困難)なので大抵は3香港ドルかそれ以上を払う羽目になるようです(それでも安いですが)。自分はICカード「オクトパス」を利用したので、2ドル30セントちょうどを払うことができました。

乗場に掲示されている路線図は、現在地を境に線の色が緑とグレーに分かれるという工夫がされており、路線図上の電車の進行方向が分かりやすかったのです(グレーの方向へ進みたい場合は反対側の乗場へ移動)。

車内は狭い、速度は遅いが、地元の雰囲気が味わえる

1階⇔2階の階段は車内の前と後ろの両方にあります。写真は階段を2階から見下ろしたところ。

香港の路面電車(トラム)は車両の大きさがバスより小さい上(幅が小さい、長さも短い)、バスは階段が1箇所、路面電車は階段が前後の計2箇所という違いもあり、車内は狭く感じたのです。

次の写真は混雑している1階の様子。

次は2階の車内で、混雑で通路まで人が立っている様子(1枚目)と、空いてきて最前列で優雅に景色を眺める客の様子(2枚目)。

速度はバスより遅いので、急ぎの移動には向きません。かといって、車内混雑のため「ゆったり気分で移動」にも向きません。地下鉄が並走しているので急ぐときは地下鉄やバスを利用したほうがよさそうです。

路面電車(トラム)は、地下鉄1駅より短い距離の移動か、地元の雰囲気を感じるため、あるいは乗物好きの方にお勧めです。

車内放送はないので降りる場所は目視で確認

香港の路面電車には車内放送はないので、電停に着くごとに窓から外を見て停留所名を確認するか、スマートフォンのGPSなどで現在地を確認しながら降りることになります。

路面電車の乗場の「屋根の上」にも停留所名の看板があります。この看板は電車内の2階の乗客から見やすい向きになっていますので、2階に乗車した場合も電停で外を見れば現在の停留所名が確認できます。