第68回平成30(2018)年

岡山駅から交通費30,000円で香港往復した話
~週末3日間で岡山から香港旅行(1)~

平成30年6月25日掲載
平成29年11月3~5日(三連休)に岡山駅~高松空港~香港の経路で一人旅した記録を、全10回で掲載しています。初回は、チケット購入編です。

シリーズ(全10回)の目次

  1. チケット購入編 ←今ココ
  2. 岡山駅⇔高松空港の移動編(JR瀬戸大橋線とリムジンバス利用)
  3. 高松空港⇔香港の移動編(LCCの香港エクスプレス航空利用)
  4. 香港到着後の手続き編
  5. 香港空港⇒九龍の尖沙咀への移動編(空港バスA21系統利用)
  6. 香港が乗物天国だった話と2階建て路面電車体験記
  7. 九龍⇔香港島の移動編(人力車バスとスターフェリー利用)
  8. ビクトリアピーク観光編(中環・セントラルからの移動方法紹介)
  9. 尖沙咀(チムサーチョイ)の散策編
  10. お土産購入と帰国編

11月の3連休に格安で香港一人旅

高松空港⇔香港で、格安の香港エクスプレス航空が運航している

第56回~第65回のコラムで、岡山空港から台湾一人旅の旅行記を掲載したのです。思いのほか楽しかったので、次の行先をどうしようかと考えていたら「香港エクスプレス航空」が安いらしいと知ったのです。

岡山から香港へ行く場合、地元の岡山空港から香港航空が運航しているものの月曜日・金曜日の週2往復(平成30年11月28日からは水曜日を加えた週3往復)。これに対して、瀬戸大橋を渡って四国・香川県へ行けば、高松空港から週4往復の香港線が運航されていて、しかも安くて有名な香港エクスプレス航空。

というわけで、平成29年11月3~5日の三連休に、香港一人旅をしたのです。

交通費はわずか30,000円

この香港旅行は「安い交通費」を目標にしてみたのです。交通費はわずか30,000円。岡山駅~高松空港~香港空港~香港市内の単純往復の交通費に、香港市内をぶらぶら観光する交通費を含めてこの価格。というより、30,000円でもおつりが来た。おおまかな内訳は下記なのです。

香港エクスプレス航空は頻繁にセールを行うLCC

香港エクスプレス航空のホームページは安い日を見つけるのが簡単

香港エクスプレス航空の航空券のホームページ(https://www.hkexpress.com/ja)で、直接、航空券が購入できるのです。出発地、目的地、人数、日付などを入力して、最安値フライト検索にチェックを入れて検索したのです。

「最安値フライト検索」をすると、カレンダー形式で日付ごとの金額が表示されるので、簡単に安い日・高い日が分かるのです(JPY は、日本円の意)。

セールでも意外に買える

香港エクスプレス航空では頻繁にセールを行っているのです。半額セールや、往復利用で復路100円など。とはいってもセールの安い航空券は買うのが難しいのでは? と思っていたのですが、早い時期(出発の2ヶ月前)だったためか意外に普通に買えたのです。

ホームページで購入手続きをしたのは、平成29年9月8日の0時40分。セール期間が終わる深夜1時(←香港時刻の深夜0時)のわずか20分前。慣れない操作でなんとか手続きを行って確定したところで、ホームページの画面が真っ白になったのです。

購入失敗? と不安になったけれど、ギリギリに買う人が多くて混み合っているだけに違いない。きっと買えているはず! と前向きに考えて、待つこと3分。予約番号が表示されたのです(ご予約日は購入手続きを行った日付で香港時刻)。

ところが、「お客様のご予約はまだ保留扱いとなっています。ご予約は、お客様が確認メールを受信されて初めて確定と見なされます。」と書かれているのです。さらに待つこと4分、「ご予約いただきありがとうございます。」のメール(下の写真)が届いて、ようやく予約が確定したのです。

高松~香港の航空券代金の内訳

支払い金額は、合計 19,130円だったのです。内訳は次の通り(予約管理の料金が追加されているのがLCCならでは)。

これは座席指定なし、預け荷物なしの料金です。LCCなので座席指定や預け荷物には追加料金が必要です。

LCC機内持ち込みOKのスーツケースを購入して、飛行機代を節約

LCCではスーツケースを預けるためには追加料金が必要なのです。これを節約するためには、荷物を機内に持ち込む必要があるのです(機内持ち込みは追加料金不要)。

ただし機内に持ち込むことができる荷物は、大きさ・重さに制限があるのです。特にLCCでは(たくさんの乗客を乗せることで運賃を安くするという特性上)制限が厳しい。というわけで色々調べた結果、「ヒデオワカマツ スーツケース フライⅡ の 26リットルサイズ」を購入したのです。1.9kgという軽さなので、7kg以内という香港エクスプレス航空の機内持込み制限を考慮しても、スーツケースの中に5.1kgまで入れることができるのです。

実際に香港旅行で利用したところ、荷物をたくさん入れると置いたときに安定性に欠けると感じたものの、それ以外は問題なし。LCCでの節約のための軽さを重視のスーツケースとしては買って正解だったのです。

香港エクスプレス航空は、スケジュール変更が起きる

噂通り、航空スケジュールが変更

香港エクスプレス航空の評判をインターネット上で検索すると、欠航や時刻変更が起きやすいようなのです。自分の時も、予約した時とは異なる時刻に変更されたのです。

時刻変更の連絡は、出発の半月前にあたる10月18日にメールで来たのです。行きも帰りも、5~6時間遅い時刻に変更となったのです。メールは中国語と英語ですので、誤って迷惑メール扱いしないように気を付ける必要があるのです。

メールは題名が「Important Change To Your Upcoming HK Express Flight - UO1330」(UO1330は予約した飛行機の便番号)。本文は前半が中国語で「13:30にTAKを出発する便に変更~」(TAK は、高松空港のコード)と思われる文章があり、後半に同じ意味の英語の文章が続いていたのです(下図はメールの抜粋)。

LCCは安い代わりにこういう部分もあるので、それを踏まえて予定を立てる必要があると分かったのです。