最終日の朝、まだお土産を買っていなかったのでスマートフォンでいろいろ検索したのです。泊っている尖沙咀に、「ジェニーベーカリー」という人気のクッキー店があることが分かったので、行くことにしたのです。
「美麗都大廈」というビルの2階(イギリス英語の香港表記では1階 1st Floor)と1階(香港表記では地上階 Ground Floor)にあり、地上階は営業時間が短い(多客時の混雑緩和用?)ようです。日本へ帰る飛行機に間に合うように急いで朝食を食べ、宿をチェックアウトし、朝9時の開店直後ぐらいにジェニーベーカリーへ行ったのです。下の写真はビルの正面です(ジェニーベーカリー公式サイトの動画で紹介されている、地下鉄の駅に近い入口とは異なります)。
朝の開店直後ですが次々客が来ていました。店の前では、大量に購入した人がスーツケースに詰め込む姿も。
店員さんがテキパキしているので、客が多いわりに待ち時間は短い。
中国語・英語で「お一人様 缶限り」の意味と思われる看板がありました。状況によっては個数制限があるようです(このときは無記入で個数制限なし)。
9番の商品に「暫停供慶 Temporarily out of stock」とあるのは品切れの意味。10番の商品に「無限量選購 Unlimited Purchase」とあるのは(お一人様○○缶限りの実施時であっても)個数制限なく購入できるという意味だと思われます。
メニュー写真の3番を指して、「This, Large, Two.(これ、大、2個)」という簡単な英語で購入しました(支払いは現金のみ)。旅行当時(平成29年11月)は1缶130香港ドル(約1,900円)でしたが、この記事掲載時点(平成30年7月)で140香港ドルに値上げされているようです。なお、別売りの袋も購入しました。
下の写真は帰国まで待ちきれずに空港で開けたところ。左が開封直後(缶が揺れてもまったくずれないぐらいギュウギュウに詰まっています)。右は上段のクッキーを少し食べたところ(「大」を買ったので上下2段に入っています、仕切りの薄い紙の下には上段と同じくギュウギュウに詰まっていてお得感があります)。
味と固さが違う4種類入り(バタークッキー×2種類、コーヒー味×2種類)だったため、最後まで飽きることなく食べることができました。明らかに異国の味(日本のメーカーが作る味とは異なる味)でありながら、日本人もおいしいと感じる味でした。なお、個包装されていませんので注意(職場で配るお土産は、空港で別のクッキーを買いました→このページの下の方を参照)。
購入後は店先でスーツケースにしまい、空港へ行くためのバス乗場へ向かったのです。LCCの機内持込OKの小さいスーツケース(スーツケース フライⅡ・容量26L)でも、クッキー2缶を横に並べて入れることができました(大きさの目安としては、写真右下に見えているのがA5サイズのガイドブック「地球の歩き方」の一部ですので参考までに)。
美麗都大廈のビルを出て大通り(ネイザンロード)で横断歩道を渡っていると、バス停に香港空港行のバスが停まっていて、数人が乗っている最中だったのです。とはいえ、バス停まで徒歩30秒ぐらい距離があったので諦めてゆっくり歩いたのですが、(運賃先払いで乗車に手間取る客がいたのか)間に合ったので、列の最後に並んですぐにバスに乗れたのです(写真はネイザンロードで頻繁に見かけるA21系統の空港バス、ネイザンロードでは小まめに停車するので便利)(香港空港→尖沙咀のバスの乗車記は 第72回のコラム を参照)。
自分が乗ったバスは、空港で第1ターミナル→第2ターミナルの順に停車するのです。自分が乗るLCCの香港エクスプレス航空は第2ターミナルだったため、終点まで乗り通したのです。
帰りの飛行機は、スマートフォンでオンラインチェックインを済ませておいたのです。
とはいえ、念のために香港エクスプレス航空のチェックインカウンターに並ぼうとしたところ、列の最後尾にいた係員が話しかけてきたのです。
というわけで、チェックインカウンターに並ばずに、離港の看板にしたがってすすみ、出国審査を済ませたのです。
出国後は、ターミナル間をつなぐ鉄道(無料)で第1ターミナルへ移動。この時点で朝の10時半頃(朝9時にジェニーベーカリーへ行ってから1時間半しか経っていない)。
出発まで3時間ぐらいあるので掲示板にも自分が乗る便のゲート番号は載っていない。というわけで、気ままに待つことにしたのです。
エスカレーターを上がると、広くて開放的な空間にフードコートやお土産コーナーなどがあったのです。
ターミナルの構内図(液晶画面)があったので、画面をタッチしたのですが何も変わらない・・・と思ったら、画面右上に「タッチスクリーンではありません。」と表示されていたのです。自分以外にも、ついついタッチする人はいるようだ。
自宅用にクッキー(ジェニーベーカリー→このページの上の方を参照)は買っていたのですが、職場用に、個包装された商品を買おうと思っていたら、「奇華餅家」という店があったので入ったのです。
店内で缶入りの動物クッキーを発見。パンダ、コアラ、ペンギンの3種類があり、クッキーは1枚1枚個包装されていることが分かりやすく展示されていたので、職場のバラマキ土産用に安心して購入できたのです。パンダは、チョコ味のみか、チョコとイチゴのセットかが選べました。価格は旅行当時(平成29年11月)1缶18枚入で80香港ドル(約1,100円)、この記事掲載時点(平成30年7月)は85香港ドルのようです。見た目が可愛い、個性を主張しない無難な味、個包装されていて配りやすい、というわけで職場で配るのに最適だったのです。
ぶらぶらしながら定期的に案内板を確認していると、出発2時間前ぐらいに、自分が乗る飛行機の搭乗口の番号が表示されたのです。というわけで移動したのです。搭乗口ではベンチに座ってのんびり待つ。
搭乗が始まったので並んだのです。列の先頭では係員が搭乗券を確認しているのです。自分はスマートフォンで搭乗券画面を見せると、係員にいったん列から外れるように言われ、パスポートを確認されたのです。自分以外にも同様の客がちらほらいたので、おそらく、オンラインチェックインした客(=空港のチェックインカウンターでチェックインをしていない客=航空会社がパスポートを確認していない客)は、ここでパスポートを確認する仕組みのようだったのです。
沖止めなのでバスで飛行機まで移動(写真はバスの車内)。
階段を上がって搭乗。飛行機の近くで迫力ある姿を見ることができるのは、沖止めのメリット。