第75回平成30(2018)年

ピークトラムとバスで、ビクトリアピークへ行った話
~週末3日間で岡山から香港旅行(8)~

平成30年7月11日掲載
平成29年11月3~5日(三連休)に岡山駅~高松空港~香港の経路で一人旅した記録を、全10回で掲載しています。今回は、ビクトリアピークの往復編です。
初回(シリーズの目次)はこちら前回(九龍⇔香港島の移動編)はこちら

とりあえず山頂へ観光しに行った

中環(セントラル)からピークトラムの駅まで歩いた

前々回の記事 の通り、香港島で2階建ての路面電車を堪能した自分は、唯一名前を知っていた観光名所「ビクトリアピーク」に行くことにしたのです。ビクトリアピークへ行くための「ピークトラム」というケーブルカーも有名らしかったので、行きはピークトラムに乗ることにしたのです。

中環(セントラル)のあたりで路面電車を降りると、案内標識を発見。

要所要所に案内標識があるので、迷いながらも矢印を頼りに進む。

迷いながら15分ほど歩いてピークトラムの駅に到着。漢字表記は山頂纜車。

ピークトラムに乗るまで、50分待ちました!

土曜日の午後、乗場は大行列でした(夜だったら夜景目当ての客でもっと混雑する?)。

並んで待っていると、ピークトラムの乗車券とマダムタッソー(蝋人形館)等のセット券を買えば「優先乗車」ができるという広告を持った売り子さんがいました。あるいはツアーなどを事前に予約しておけば、ツアー用の優先改札が利用できるようです。

今回は待ち時間がどれぐらいか興味があったので、優先乗車のチケットは買わずに待ち続け25分。ようやく列の先頭に到着・・・と思いきや、道の反対側まで列は続いている。

係員の許可が出たので、道路を渡るための券(割り込み防止用?)を受け取って道を渡る。

現金の方はここでチケットを購入する。この記事掲載時点(平成30年7月)で、大人・片道37香港ドル(約540円)、往復52香港ドル(約760円)。

並び始めて30分後、ようやく改札へ。自分はICカード「オクトパス」をタッチして通過した。

改札を通り過ぎても列は続く。すでに40分が経過。

50分経過してやっと乗り込みます!

ピークトラムからの景色は最高

緑の中を上って行きます。急勾配で自分が斜めになっているのですが、錯覚で自分=まっすぐ、外の景色=斜めになっているという気がしてくるのが不思議。

山頂に近づくと車内から香港の街並みが一望できます(下の写真は下車後に撮影)。

山頂の建物「ピークタワー」を散策

ピークタワーの外観

山頂の建物「ピークタワー」は変わった形をしているのです。屋上は有料の展望台のようです(写真は1枚目が外観、2枚目が案内図)。

バーガーキングで昼食

館内を散策していたらハンバーガーの看板を発見! 奥の階段を上がりバーガーキングでハンバーガーを食べたのです。

パンは日本人目線ではパサパサしていると感じましたが、肉は日本の一般的なハンバーガーの店よりジューシーに感じたのです。香港は元イギリス領なのでその影響だろうか。イギリスではサンドイッチは具がメインでパンはおまけ。具の邪魔をしないようにパンは味がないほうがよいという考え方らしいのです。

山頂からの下山は、15系統のバスを利用

バスだと中環(セントラル)へ直接行ける

山頂からの帰りは、来たときとは別のルートにしようと思い、バスを利用したのです。15系統のバスで直接、中環(セントラル)のスターフェリー乗り場まで行けるのです。

案内板を頼りにバス乗場へ行き、「15」の看板の下で待ったのです。

15系統のバスが登場。前ドアから乗車して、ICカード「オクトパス」をタッチしたのです。この記事掲載時点(平成30年7月)で、運賃は大人・片道9.80香港ドル(約140円)。香港のバスの運賃制度などは、第72回のコラム(空港→尖沙咀のバス利用記)を参照ください。

バスの車内はこんな感じ。

山道で揺られながらうとうとしていたら、終点の中環(セントラル)フェリー乗場に到着。30~40分程度だっただろうか。

バスの下車後に見かけた自動販売機には、ICカード「オクトパス」が使えるという案内が書かれていた。

この後は、人力車バス で景色を楽しみながら対岸の九龍へ渡り、いったん宿に戻ったのです。