今回はECFAホテル台南に宿泊したのです。このホテルは台湾鉄道(=在来線)の台南駅から徒歩15~20分程度の距離にあり、お手頃価格のホテルです。赤嵌樓、林百貨店などの観光地が徒歩5~10分圏内にあります。バス停「民族路」も徒歩3分(台南駅方面は3・5系統が合わせて毎時数本、台南空港へは5系統の一部が1~2時間毎に運行)。今回もいつものように、海外に強い予約サイト「Booking.com」で予約しました。
今回の旅の目的・ポケモンGoのイベント会場は「台南都会公園」なのです。当初は会場最寄りの「保安駅」(台南駅の1つ南の駅、特急は停車しない)周辺でホテルを探したのですが、見つからない(満室というわけではなく、そもそもホテルがない)。
そのため「台南駅」周辺でホテルを探したのです。このホテルは、近くの「民族路」バス停から、今回のポケモンGoのイベント会場の「台南都会公園(奇美博物館バス停)」へ乗換なしで行けるバスがあると分かったのです(便数は1~2時間に1本程度)。
台湾鉄道(=在来線)の台南駅前にロータリーがあり、バス乗場へは駅前の地下道をくぐって行くのです。
バス乗場はロータリーの北側と南側に2つずつあった(写真内の1・2がバス乗場、7の左右にある赤い四角が地下道の出入口、写真右側の凸が駅舎)。ECFAホテル台南に行くために、「北」側の乗場を目指したのです。
台南駅前の「北」の乗場に到着。ここから3・5系統のバスに乗車する(注:南の乗場から3・5系統のバスに乗車すると逆方向へ連れて行かれるので注意)。
台南駅からバスに乗車して5~10分ほどで、ホテル最寄りの「民族路」バス停に到着。運賃は大人・片道18台湾ドル(約70円)(平成30年10月時点)。現金だとおつりは出ないので、ICカードで払った。
台南市の市内バスは前乗り・後降り。運賃はほぼ均一で、乗車時に払います。ICカードの場合は乗車時と下車時の両方でタッチする様子(下車時にタッチする理由は不明、下車時のタッチは忘れても特に問題なさそう)。
バス停から見えるファミリーマートの交差点を南下する(事前に Google Map で道順は調べておいた)。2枚目の写真は、このファミリーマートで買った食事の一例。
「民族路」バス停から徒歩3分ほどで「ECFAホテル台南」に到着。青い看板が目立つので分かりやすい。
エレベーターに「8F」という案内板が付いていたので、8階に移動。
チェックインの際に「台湾で使える電話番号」を聞かれたので、高雄空港で買った旅行者向け(3日間用)のSIMカードの電話番号を答えた。友人と2人で1部屋利用、部屋のカギは人数分ではなく1つだった。
翌日から始まるポケモンGoのイベントに合わせて、フロントには「ポケモンGoの会場まで片道350台湾ドル(約1,400円)」の案内が出ていたのです(おそらくタクシーを手配してくれる)。
フロント前のロビーには、電子レンジやジュース、コーヒー(無料)が用意されていた。深夜に喉が渇いて目が覚めた際も、部屋でお茶を沸かさなくてもロビーですぐに飲めて便利だったのです。
フロント前のロビーから壁を隔てて別のエリアに休憩スペースがあったのです。同室の友人と別々に行動してもここで待ち合わせができるので便利(部屋のカギが1部屋1つなので)。トイレもあった。
ダブルベッドが2つある4人部屋に、友人と2人で宿泊したのです(シングルルーム×2部屋にすることも考えたが、友人が初海外ということを考慮した)(ベッド上の黒いものは自分達の荷物です)。写真に見えている部分以外にもスペースがあり広かった。当日の価格は朝食込で2泊2,304台湾ドル(約8,372円)(部屋の定員4人までであれば金額は同じ)。2人で割り勘すれば1人当り4,000円程度。これで2泊出来て朝食も2回食べたのでお得感があったのです。
ベッドに寝たら正面に見える壁に、テレビがあった。
ニュース番組で「市内バスが、バス停で歩道から1mを超えて停車して客を乗せるのは300台湾ドルの罰金」っぽい放送をしていた。
お茶や歯ブラシ等完備。タオルも4人分(風呂に)あった。
風呂・トイレはこんな感じ。湯船の底はさびついており、トイレの便座もずれていた(建付けが悪い)が、安いことを考えれば十分満足。台湾では紙が流せないトイレがまだ多いので注意、このトイレも使用済のトイレットペーパーを入れるゴミ箱が便座横にあった。
朝、部屋の窓から地方都市の、のんびりした景色が見えたのです。
なお、窓がない部屋もあります(下の写真=避難経路図=で、建物内側の部屋には窓がありません)。
ECFAホテル台南は、一部の格安プランを除き朝食ビュッフェ付。内容は、トーストやフライドポテトのような無難なものだけでなく、台湾の家庭料理っぽいものもあったのです。
7階の朝食会場へ移動。オープン直後に入ったのでガラガラだったが、すぐに混み始めた。とはいえ、席は(写真に見えている範囲以外にも)あり、満席で困っている人はいなかった。
生野菜と麺、台南の豚そぼろがあったので、組み合わせて冷やし中華風にした。フライドポテトを添えるとボリューム感が出る。
台湾の家庭料理のような温かいおかずがあった。一部は日替わりのようで、2泊しても飽きない。素食(ベジタリアン向けメニュー)もあった。
米は白飯とお粥があり、漬物も3種類あった。
ほんのり甘い、蒸し饅頭もあった。
日本のビジネスホテルの朝食にあるような、玉子焼き、ベーコンやソーセージ、焼き鮭といったものがないので、ここは外国なのだと感じられてよかったのです。
台湾の味付けになじめない方のために(?)、食パン(トースト)があった。塗るものはバター、ジャムなど4種類あった。