台湾の名物ともいえる「夜市」では様々な出店が出ており、地元の人もここで夕食を食べることが多いようです。首都台北では毎日開催の夜市が主流ですが、台南では全ての夜市が毎日開催すると客の奪い合いになるため(?)、4つの夜市が週2~3回ずつ曜日を分けて開催されています(毎日1~2箇所開催)。
今回は旅行2日目の木曜日に、台南では一番大きい「花園夜市」へ行ってきたのです。
台湾鉄道(在来線)の台南駅から、市内バス「0左」系統で行くことができます。おおむね40分間隔で運行されていて、花園夜市開催曜日の夕方以降の便が、途中で迂回して「花園夜市」バス停に停車します。運賃は大人・片道18台湾ドル(約70円)(平成30年11月時点)。帰りは「0右」系統を利用。この路線は循環路線ですが、台南駅が起点・終点になるようです(台南駅を挟んでの利用はできない)。
台湾は漢字圏なので、出店の看板と写真を見れば内容が分かるので問題なかった。注文する際も、簡単な日本語や片言の英語、指差しやジェスチャーで問題なかったのです。
日本のテレビで台湾の夜市が放送された際に見て気になっていた「牡蠣オムレツ」をやっと食べることができた。台湾らしい甘い味付けのソースで美味。
友人が台湾名物「臭豆腐」を買っていた。1皿に5個あったので2人でシェアした。1~2個食べる分には揚げ出し豆腐のようでおいしかったが、5個全部食べるのは無理と感じた(注:個人の感想です)。2人以上で買ってシェアするのがお勧め。
ビーフステーキ。こちらも美味。特に台湾っぽい味がするわけではないが、日本でも食べられるものを海外で食べると、やはり落ち着く。
夜市の後は、事前に調べておいた時刻に合わせてバス停へ向かい、市内バスでホテルへ戻ったのです。帰りのバス運賃はICカードで払うと無料だった。ホテルから夜市へ向かう際にICカードで払っているので、そのまま乗継割引のようなものが適用されたらしい。つまり、現金の場合は往復で36台湾ドル(18台湾ドル×2)だが、ICカードの場合は往復で18台湾ドルということになる。
こうして台南で2日目の夜を終えたのです。なお、夜市からホテルへ帰る際は終バスの時刻に注意。
3日目は、朝食後、コンビニエンスストアや林百貨店へ行き、お土産の追加購入をしたのです。荷造りなどに手間取っていると11時半頃に部屋の電話が鳴った。出るとフロントからだった。「私は、チェックアウト時刻が12時だと知っています。」と伝えるために、英語で「12(Twelve)!」と一言言ったら大丈夫だった。
チェックアウト後は、ホテル最寄りの「民族路」バス停から5系統で台南空港へ向かったのです(前日に台南都会公園・奇美博物館へ利用したバスと同じ)。乗車時点で15分遅れ、台南空港へは30分遅れの13:35頃に到着した。飛行機出発(15:25)まで2時間を切っている上に初めての空港だったが(旅行初日は高雄空港に到着したので、台南空港の利用は初めて)、小さい空港なので窓口を探すために右往左往することもなく、チェックインも十分間に合った。次の写真が台南空港の外観。
台南空港向かいに奇美食品の工房(下の写真:土産売場は入場料不要)があり、友人がパイナップルケーキを買いに行った。
台南空港に入ってすぐに両替所があったので、台湾ドルを日本円に両替した。小さな窓口だが日本円にも対応していた(交換レートは、アメリカドル、香港ドル、日本円、中国の人民元、ベトナムのドンの5種類だけが掲示されていた)。台南空港の両替所はここだけのようだった(地方都市の小さな空港なので、出国後に両替所はない)。
この窓口の当日のレートは、
だったのです(矢印の向きに注意)。手数料は100台湾ドル。
「Japanese Yen Please.(ジャパニーズ円プリーズ)」と言いながら手持ちの約7,000台湾ドルを渡すと、日本円で24,000円になり、端数は台湾ドルでおつりが返された。書類上は「24,000円」という商品を、6,736台湾ドル(24,000×0.2765+手数料100)の代金で購入した形になっている。おつりの一部は出国後に自動販売機でペットボトル飲料を買うのに充てた。
その後、飛行機のチェックインを済ませ、しばし休憩。
14:15頃(出発の70分前)、出国手続きが始まった。小さな空港なので出国窓口は基本的に閉まっており、飛行機の出発時刻に合わせて出国する形で運営されていた。
出国後の土産売場では、主に150台湾ドル(約600円)の手頃な価格の商品が置かれていた。一部、200~250台湾ドルの商品もあった。
ペットボトルの自動販売機があったので、両替で余った小銭で購入した。
15時頃、搭乗ゲートにバスが来て、飛行機まで移動した(出発の30分ほど前)。
機内では、乗務員から日本への入国に必要な書類(日本人なので税関のカードのみ)を受け取って記入した。機内で受け取るのを忘れた場合は、日本に到着後に空港で受け取ることができます。
その後、機内食で台湾の料理を楽しんで、無事に日本に帰国したのです。
大阪(関空)に着陸後、空港内に入り、入国手続き、スーツケースの受け取りを行い、税関を通り、無事に入国できたのです。
関西空港の両替所のおつりを日本円しようと思ったのですが、両替所はどの窓口も長蛇の列だったのです。
窓口が混雑しているなら、無人の自動両替機は?と思ったが、それも長蛇の列(右の水色の機械)。ところが左の緑色の機械「Pocket Change(ポケットチェンジ)」は誰も並んでいない・・・というわけで使ってみたのです。
「Pocket Change(→公式サイトはこちら)」では、海外旅行で余ったお金を、ICOCA や Suica、WAON などのICカードに日本円でチャージできるのです。・・・、ICカードが手元にない(海外旅行中に紛失しないように、自宅に置いてきた)。しかしICカードがなくても、Amazonギフト券ならOK。というわけで、200台湾ドルを投入し(台湾ドルは紙幣のみ対応・硬貨は不可)、日本円で629円分のアマゾンギフト券のレシートを受け取ったのです。
帰宅後、パソコンでインターネット通販のアマゾンにログインし、レシートに書かれたギフト番号を入力したのです。
続いて、関西空港内のレストラン街で中華料理を食べたのです。今回の台湾旅行は最後の機内食まで甘い味付けの台湾料理ばかり食べていたので、「551 HORAI」のピリ辛の中華料理を食べた瞬間、急に、日本に帰ったのだという実感がわいたのです。
(麻婆玉子丼+焼売で1,110円)